2020-05-19 第201回国会 衆議院 財務金融委員会 第16号
五月十五日までに公表されました地域銀行、これは百三行中百行でございますが、その令和二年三月期決算の状況を見ますと、まず、低金利環境のもと資金利益が引き続き減少している、そうした中で、新型コロナウイルス感染症の拡大によって、金融市場の混乱から株式関係損益が減少したこと、あるいは、与信先の信用悪化懸念等を踏まえた与信関係費用が増加したことから、当期純利益は全体で前年比マイナス九・一%となっております。
五月十五日までに公表されました地域銀行、これは百三行中百行でございますが、その令和二年三月期決算の状況を見ますと、まず、低金利環境のもと資金利益が引き続き減少している、そうした中で、新型コロナウイルス感染症の拡大によって、金融市場の混乱から株式関係損益が減少したこと、あるいは、与信先の信用悪化懸念等を踏まえた与信関係費用が増加したことから、当期純利益は全体で前年比マイナス九・一%となっております。
赤字の要因といたしましては、取引先の業績下振れ等の影響によりまして引当金を大幅に積み増したこと、また株式市場低迷等の影響によりまして株式関係損益、ファンド関係損益に損失が生じたこと、そのように認識をいたしております。
政策投資銀行の決算発表資料によりますと、株式関係損益、ファンド関係損益につきましては、景気の悪化や株価の大幅な下落の影響もありまして、合計で二百四十七億円の赤を計上しているということでございます。
○国務大臣(竹中平蔵君) 地銀協、第二地銀協から、先般、十五年三月期決算が公表されておりますけれども、地銀、第二地銀とも、人件費を中心とした経費の削減もありまして、実質業務純益は前年並みの水準を確保している、しかし不良債権処理額は、昨年より減ったとはいえ、まだ高い水準にある、株式関係損益も大幅損ということでありまして、経常・当期利益ともに引き続き昨年に続いて赤字になっております。
それから、不良債権処理と株式関係損益の悪化ということでございます。三月十一日の修正でございますので、使っている数字は二月の平均株式でございましたので、三月はさらに落ちたということで、これで〇・四%程度の影響を受けた。 それから、やはり特別検査、あるいはDCF法が採用されるということで、予測していた数字よりもさらに膨らんで、これで〇・四%程度落ちた。